珈琲焙煎所 旅の音

京都のアトリエビルの中にある小さな焙煎所のブログです。

満足しない事


京都で店をしてる時や、焙煎を始めたての時にずっと相談していた焙煎士の先輩がいます。

その人の口癖が『絶対に満足するな』でした。

美味しい豆が焼けて飲んでもらおうと送ったら『良いけど、満足はするな』と。

その時はその言葉がどういう意味を持つのか深くは考えませんでした。


しかし、会社勤めをしている時に、そういえば成績が良い人は誰も満足して無いなと、思いました。

成績が良くなくても、現状に満足せずに到達点より、上を目指す姿が評価されることもあると思います。

 満足しない人は、本当に強いなと。


その言葉を頂いてからどちらの仕事でも、満足しそうになったら、絶対に満足しないように自分に言い聞かせるようにしました。

そうすると自然と、自分で仕事を探すようになり、今まで出来なかった新たな目標を作る事も出来ました。


人の評価ありきで取り組むより、満足しない姿から自然と滲み出るものが他者に伝わり、それがいつのにか評価されるほうが遥かに人間らしいと思います。


「自分と向き合う事を楽しめ 」 

「現状に絶対満足するな」

「他者の言葉にブレるな」


全て、その方から言われた言葉です。

乱暴な物言いに聞こえるかもしれませんが、自分の人生を楽しく生きていく為に、不可欠な事だと今は感じます。




コーヒーは生き物であり、同じ豆でも天候、病気、収穫年によって、急激に味は変化します。

満足してしまうと先を見ようとしなくなって、味の変化に柔軟に対応出来なくなります。


探究心を持ち続けて、最高の一杯をいつもお届け出来るようこれからも努めていきます。

新作。

最近はもっぱらブレンドの試作と、次のラインナップに入れる豆の焙煎をしています。

フレーバーが全て異なる3種ですが、飲み口としては重ためなので、次はフレーバー重視の軽やかな豆を入れようかなと考えています。

代表的なのはベリーの香味を持つエチオピアイルガチェフェ、カシスのようなフレーバーのケニアなど‥。

浅めで果実の甘みがしっかりあり、苦味はほとんど感じないような香味を作ろうかなと。


フレーバーを重視される方はきっと楽しんで頂けますし、深煎りが好きな方はコーヒーってこんな香りも持つものなのかとびっくりされるかもしれません。

お楽しみに。


今のところの一番人気はマンデリンです。

ついにオープン。

本日旅の音のWEBショップがオープンしました。


やっとお届け出来ます。


今回は3種のみとしましたが、すぐに新しい豆もラインナップに加える予定です。


どれもオススメです。皆さんにとっての最高の一杯を是非見つけてくださいね。


お家に珈琲淹れる器具ないよ!という方向けにコーヒースターターセットを特価で用意しました。


コーヒーメーカーよりも簡単で、なんの技術も要らずに、美味しいコーヒーが飲めます。


もちろん普段淹れておられる方も、コーヒーは淹れるのに手間が‥という方にもオススメです。


ハンドドリップは個人により差が出ますが、これはほとんど差がなく、誰でも淹れられます。


ギフト希望と備考に書いて頂けますとギフト包装して送らせて頂くことも可能です。




旅の音が伝えたいスペシャルティコーヒーの香味、完熟した珈琲豆が持つ華やかさを、WEBショップにて是非。


旅の音のきっかけ。

こうやって自分の店を持ちたいと考えたのは、いつからだったかと思い返してみると、

中学生くらいの時に、喫茶店やりたいと親に言っていました。

漫画の美味しんぼクッキングパパなどに影響を受けたんだと思いますが。。

その頃は、思いついた料理を作っては、家族に食べさせて片付けをせずに(ごめんなさい)満足していた、なんとも面倒くさい子供でした。

高校の時にパン屋でアルバイトをして、そこは製造もさせてもらえて、家でもパンをたまに作るように。鉄板を洗うのがすごくしんどくて、毎日廃棄のパンを食べていたらしばらくパンが食べれなくなりました。

その頃から「何かを作って人に喜んでもらえる」ということが、たまらなく嬉しかったんだと思います。

大学の時、アルバイトをしていた、さらさ西陣でプクーっと膨れ上がるコーヒーを見て、面白いなあと。
なんで今日のは膨れへんのやろ?
なんで今日のは苦いんやろ?

そんな疑問からコーヒーのことしっかり勉強したいなと思うようになりました。

同時に将来は自分のお店を持ちたいと強く思っていました。

ここからは色々あり過ぎましたので、簡単にまとめると、


実家に帰り食品系の会社に入社
会社休みの日に、バリスタ、カフェスクールに通う。
京都BARのオーナーから昼にそこで1年間カフェをやってもいいよとお話を頂き、平日は会社に勤めて、土日限定カフェをオープン。
1年間の営業を終え、先輩ロースターの店で研修を受けさせて頂く。
焙煎機購入。自宅のガレージを改装して焙煎所を作る。店舗開店に向け、現在も準備中。

紆余曲折ありましたが、ここまでこれたのは周りの皆さんのお陰です。

このHPも昔からの付き合いだった友達に無理言って作ってもらい、家族にも、友人にも支えられて旅の音が出来上がりつつあります。
 
土日限定カフェオープンの時もそうでしたが、周りの方に恵まれすぎていると自分でもよく思います。

もっと美味しいコーヒーを。
もっと喜んで頂けるように、今日も焙煎機に向かいます。


スペシャルティコーヒーとは?

旅の音が扱う、スペシャルティコーヒーとは何なのか。

このスペシャルティコーヒーには色々な定義はありますが、生産流通過程が全て明確で、「純粋な味だけで評価されたコーヒー」であることは間違いありません。

風味の特性、酸味の質、口に含んだときの透明度、その質感などの厳しいチェックを受け、そして評価された豆がスペシャルティコーヒーと呼ばれています。

「本当に美味しいコーヒーを 」という人々の願いから生まれたものであり、産地、生産過程等の一見難しそうな情報も入ってきますが、

まずは一杯、何も考えずに飲んでみて下さい。

そして、スーパーで売られている珈琲と、旅の音の珈琲を是非飲み比べてみて下さい。





旅の音の珈琲

コーヒーベルトと呼ばれる赤道付近の世界から旅してくる珈琲。

その地域の風土、気候、栽培方法等で珈琲の味はそれぞれ異なります。

旅の音はその珈琲豆がどの品種か、どこの地域か、どの農園か、どんな作り方かすべて明確にし、皆さんにお届けする珈琲豆の旅の案内人です。
 
 

珈琲が苦手な方へ

珈琲が苦手な人の多くは、低品質な珈琲のイヤな味を消すため、焙煎で豆を焦がしてそれによって出る苦味、エグミが苦手という方です。

そんな方にこそ高品質の、珈琲本来の香味をお伝えしたいのです。


 
珈琲を通して私たちに出来ること。
 
インドネシアの東側、2002年に独立したばかりの東ティモール

国民の4人に1人がコーヒー生産者と言われています。生産者の多くは山間深くに住み、コーヒーの収入によって生計を立てている人がほとんどです。
※人口約110万人、長野県とほぼ同じ大きさです。
旅の音が大切にしている事は、生産者の顔が見え、その価値と引き換えにしっかりと対価を払うフェアトレードです。


スペシャルティコーヒーを日本のお米に例えると、

「〜さんの農園で有機栽培にて育てられた特級米。粘りと甘みが強いお米です。小さな農園ですので数量に限りがあります。」

しかしそんな特級米を作るには人手も、コストも通常で作るよりも遥かに高くついてしまうのです。

そこに公平な対価が払われないと、お米の質も落として「質より量」となってしまいます。

コーヒーにしても全く同じことです。



安全で確かな品質のものを作る生産者が増えるように、

コーヒーで幸せになる人が増えるように、

何が出来るでしょうか。
 




 
 

自己紹介。


滋賀の小さな珈琲焙煎所が正式にオープンしました。

旅の音は滋賀のガレージを改装した小さな焙煎所から始まりました。 

現在は自宅のガレージにスペースを作り焙煎機を構えて、コーヒーに向き合う日々です。

実は、平日に他の仕事をしていまして、土日中心に店舗開店の準備を進めています。


まだ店頭販売は出来ませんが、店舗オープンまでの間、旅の音の奮闘日記として楽しんで見て頂けますと幸いです。笑